妊娠中&授乳中のコロナワクチン接種について
お答えくださった先生:
聖路加国際大学ウイメンズヘルス 助産学 堀内成子特命教授
Q. 妊娠初期にワクチンを打っても大丈夫なの?
A. ワクチン接種による胎児の奇形が起こりやすいという報告は、ありません。
いつでも接種可能と言われています。
A. ワクチン接種後は、母乳中に「抗体」が移行するということが示されています。
ですので、授乳中にコロナワクチンを摂取しても、母乳育児を妨げることはありません。
いつでも母乳は飲ませてあげてください。
A. 妊婦さんの場合:アセトアミノフェン(カロナールなど)は使用可能です。
★ただし
「妊娠後期は、非ステロイド性抗炎症薬(ロキソプロフェン、イブプロフェンなど)は
避けるべき」とされています。
授乳中の方の場合:アセトアミノフェン(カロナールなど)、非ステロイド性抗炎症
薬(ロキソプロフェン、イブプロフェンなど)どちらとも使用できます。
産後はいつでも摂取が可能だと言われています。
Q. 3回目の追加接種による副反応は強くなりますか?
A. 2回目の接種後と比較しても概ね同じような反応と言われています。
そして大体3日後には、ほとんど消失されると言われています。
ワクチン接種でお悩みの妊産婦さんへ向けて、
堀内先生が分かりやすく丁寧に説明してくださっている動画があります。
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こちらからご覧ください。
※動画のお話の書き起こしは、こちらをご覧ください。